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レビュー/日系アート/1997 1-2 知覚と存在の強度 21世紀作家図鑑
彼が一貫して追求しているのはおそらく人間の「知覚」の問題であり、それは同時に作品の物質としての確固としたプレゼンス(存在)の提示があって初めて可能になるものだ。田中の作品は、観客一人ひとりが、作品にもたらしてくる刺激によって自らの感覚内においてどのような事件が発生したのかを測定し、問い直す装置であり、この装置は、わたしたちの既成概念を破砕し、世界の知覚の瞬間を鮮やかに開示する、異様な強度を充填された「作品」なのである。これからきちんと評価されていくべき作家だと確信する。
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